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お知らせ

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2020年5月6日

ステイホーム家で詩吟を楽しみましょう④

吟道哲山流 吟詠教範 律詩・日本詩編

花を愛し、自然を愛した作者が、花と月の光景と、それをめでる心情を詠じた詩。

花を見る館で琴を弾きながら峰の上に輝く月を仰ぎ、月を見る高殿で笛を奏しながら林に咲いた花を見ながら笛を吹く。花の香は広がって天の月に達し、月はおぼろな光を放って地上の花を照らしている。

 君は花に興じ詩を吟じて月を仰ぎ、私は月光の中に酒をあたためて花を眺めている。

花は開き、また散るが月は昔も今も少しも変わらず、峰に沈みまた昇る。

月に照らされる花は朝に開き、夕べに散るのである。