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詩吟の魅力

詩吟の魅力

詩を吟する

吟詠は、漢詩の朗吟と短歌・俳句・近代詩などの朗詠の総称です。
かつては漢詩や短歌が中心でしたが、今は自由詩や散文詩なども素材に加えられ、
非常に幅の広いものになっています。
詩はどんな形にしろ、人の心や感情、人の考え方や思想が吐露されたものであるというわけです。
この心のうたともいうべき詩の言葉、つまり、詩語を独特な日本的節調で吟じていくのが詩吟です。

哲山流の節調

最近の詩吟の音階は、だれでも簡単にわかるように、邦楽の理論に基づいて、漢用数字で表わす方式が取り入れられておりますが、哲山流でも、この方式を取り入れております。次の〈詩吟音階表〉を見てください。

詩吟音階表

上の“哲山流譜”欄の漢用数字がズバリ音階を示します。左から六番目に書かれている三が音階の中心になる音です。この音は主音とも宮音ともいわれ、詩吟の音階の基準(かなめ)になる音です。句の終わりや吟のしめくくりはすべて、この音階でしめることになっています。
哲山流の節調は、すべて、この音階表に基づいて各詩語にわたって明示されています。ですから、邦楽・洋楽いずれの楽器でも、その楽器で譜面どおりに演奏すれば、節調の流れを容易につかみとることができます。
専用楽器もあります。どなたにも楽しく吟じ奏で一生の趣味・生きがいとなることでしょう。

詩吟の特徴

趣味を持ち人生を楽しむ
昔から日本人は嬉しいにつけ、悲しいにつけ、詩歌を口ずさみ、心の満足を得てきました。これは私たちの祖先が考え出した“生活の知恵”であると思うのですが、詩吟は、日本のうたものの中でも、最も日本人の感情表現にあったものだと思います。
お祝いや激励のとき、一吟吟ずれば大変喜ばれますし、いらいらしたときやむしゃくしゃしたとき、一吟吟ずれば、スカッとさわやか、心のうさなどすっとんでしまいます。

生き甲斐を求め健康に
詩吟をやり始めると、周囲に健康・長寿の人が多いのに気づきます。これには明確な根拠があります。
詩吟は声を出すことが生命です。しかも、よくひびき、大きな声が出るように日々の練習をくり返します。まず、これが健康にいいのです。

古史を知り自らの心の糧に
詩吟の素材となる詩歌の多くは、昔の偉人や豪傑、あるいはすぐれた学者や作家や芸術家の作になるものです。これらの作品には、その作者の人生に対する考え方とか信念といったものがにじみ出ています。しかも、その作品は遠い昔に詠まれたものであっても、その内容は決してむくろ化してはおりません。それどころか、今に生きて、人生のさまざまな局面の人のあり方を教えてくれます。そこでこれらの詩を吟じるうち、作者の人生に対する考え方を自分なりに受けとめて、みずからの心の糧となり、時には前向きに生きる力ともまた人生を再発見する力ともなっていきます。