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お知らせ

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2020年8月7日

今年の帰省はどのように…

本日(8月7日)、毎日新聞 一面 余録欄に、『望郷の詩句として名高い室生犀星(むろうさいせい)の「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」である。実はこれ、遠方にあって故郷を思う歌ではなく、犀星が郷里の金沢に帰郷したおりに作られた詩という東京で思うにまかせぬ暮らしを強いられ、懐かしい故郷に帰っても温かく受け入れてもらえない。その悲哀、郷里への愛憎半ばする思いが「遠きにありて……」の言葉となったらしい。故郷とは時に複雑な思いを呼び起こす場所である』と、室生犀星の詩を引用して、コロナ渦の帰省についての文章が掲載されていました。

今年の帰省シーズン、皆さまはどのようにお過ごしになるのでしょうか

平成十年の財団自主番組で放映された、室生犀星の「ふるさと」を青柳芳寿朗先生の舞と共にお楽しみ頂きたいと思います。

朗詠)吟道哲山流 宗家 山岡哲山

舞)青柳流剣詩舞道 家元 青柳芳寿朗

ふるさと 室生犀星